社報『松竹』第104号(1958年12月発行、松竹株式会社調査室、16頁)
ざだんかい「今までの宣伝、これからの宣伝」(4-8頁)
ポスターに作品のイメージを盛ることに苦心
池田 文案なんかは考えすぎるとかえって面白くないね。特に考えないでサッとひらめくというのに案外いいのがあるね。
鈴木 「彼岸花」なんかはやっぱりポイントがはっきりしていたからポスターでも文案でももって行き易かったんじゃないか。
山中 そういうことは言えるね。逆にポイントがつかみにくい作品だとか、題名と内容が一致しないようなのはどうも宣伝しにくいね。
ニュース・ハイライト 学術・芸術功労者に紫綬褒章(12頁)
小津監督、水谷八重子さんら19氏
永年にわたり学術、芸術などに功績のあった人に贈られる紫綬褒章の伝達式が、十一月十五日首相官邸で行われたが、今回の受賞者十九氏の中には松竹関係者として、映画畑から小津安二郎監督、また新派から水谷八重子さんの名前が見られる。