「第10章 映画、時間、小津」(208-225頁) ※誕生から現在まで私たちを魅了し続けている映画。 しかし、映画はもはや単にスペクタクルな娯楽として だらしなく消費されて閉塞状況にある。 その現状を打破するために、 リュミエール映画に触覚的経験を、 山中貞雄にテクノロジーのリズムを、 D・W・グリフィスにフィクションの力を、 小津安二郎に時間的想像力を見出すことで、 映画に伏在する革命的な可能性を解放する。
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