「小津を語っても不自然でない時代はジャック・ベッケルを忘却するという不自然の上に築かれている」(95―99頁)
「もうじき小津は外国へ行かないとみられなくなるかもしれない」(134―138頁)
「周防正行の『変態家族・兄貴の嫁さん』は必見の傑作であり、まだ見ることのできぬ黒澤清の新作とベストワンを競うだろう」(230―233頁)
「厚田雄春=レナート・ベルタ対談は創造的な観客が国境を越えて惹き起こした歴史的な事件である」(256―259頁)
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