全国小津安二郎ネットワーク

小津監督を巡る文献・資料

田中眞澄『小津安二郎のほうへ モダニズム映画史論』(2002年6月3日発行、みすず書房、333頁)

「Ⅰ 北村小松から小津安二郎へ 物語・蒲田モダニズム」(6‐69頁)
「Ⅱ 『言葉』の背景、兵士 小津安二郎、ライカという“近代” 小津安二郎と木村伊兵衛、小津が歩いたモダン東京、『サノバガン』谷譲次 “昭和モダン”の先行者、浅原六朗、または一九三〇年という《場》」(70‐124頁)
「Ⅲ もうひとつの『土』、空白を埋める新たな発見 内田吐夢『少年美談・清き心』」(126‐168頁)
「Ⅳ プロレタリア美術運動と黒澤明、映画劇『大地は微笑む』顛末記、大正残侠伝 “映画史”になる前の河合徳三郎、おはつ地蔵由来、とざいとーざい『折鶴お千』、あるプロレタリア作家の映画説明者経験 予告編、『夢声自伝』の「原東京」、第二の小津安二郎を探して」(169‐230頁)
「Ⅴ 時代劇映画史論のための予備的諸考察 戦前篇、山中貞雄という現象」(231‐268頁)
「Ⅵ 日本映画の源流を旅する 京都映画史紀行、伊藤大輔発アイルランド経由森鴎外行き、葉桜の下の劇場めぐり 近代文学博物館『東京劇場』展、酷暑の濹東、向島を日和下駄す 東京都現代美術館『水辺のモダン』展、映画というあやかしを生み出す空間、残響 厚田さんを偲んで」(269‐327頁)
「あとがき」(329‐331頁)
「初出一覧」(332‐333頁)

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