全国小津安二郎ネットワーク

小津監督を巡る文献・資料

ヴィム・ヴェンダース(梅本洋一訳)『東京画 旅日記』(1989年4月1日発行、発行:Longue Distance、発売:ダゲレオ出版、64頁)

独語・仏語・英語版 日本語訳別冊10頁
『東京画』からのカラー写真9葉(数寄屋橋風景、第一勧業銀行・ビックカメラ他、笠智衆、パチンコ・エスカレーター他、東京タワーミニチュアと公衆電話(黄・赤)、原宿で踊る若者、蟹と厚田雄春、監督墓とキャメラ他)
冒頭を引用する。
「もしわれわれの世紀が聖なるものにまだ場を与えるとすれば、映画の神殿を建てるとすれば、私は個人的にそこに日本の映画作家、小津安二郎の作品を置くだろう。彼は二十年代には無声映画を、三十年代、四十年代には白黒映画を、そして、1963年12月12日、60歳の誕生日に亡くなるまではカラー映画を、全部で54本の作品を撮った。」

「If in our century something sacred still existed…if there were something like a sacred tresure of the cinema,then for me that would have to be the work of the Japanese director,Yasujiro Ozu. He made fifty-four films. Silent films in the Twenties, black-and-White films in the Thirties and Fourties,and finally color films until his death on December 12th.1963,on his birthday.」

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