『KAWADE夢ムック 文藝別冊』「小津安二郎〈増補新版〉永遠の映画」(2020年1月30日発行、河出書房新社、299頁)
「アルバム小津安二郎1903‐1963永遠の映画」(1‐8頁)
小津安二郎「ここは楢山 母を語る」(9頁)
蓮實重彦「小津安二郎」(10‐15頁)
辻原登「小津徒然」(16‐17頁)
中村博男「小津安二郎と伊勢の「味」 代用教員時代の小津の落書き」(18‐19頁)
笠智衆「わが師の恩 親父が子を育てるように仕込んでくれた小津監督」(20‐21頁)
青木富夫インタヴュー(聞き手=篠崎誠)「突貫小僧、小津先生と蒲田を語る。」(22‐34頁)
牛原虚彦「『おっちゃん』が貫いた“豆腐の味” 心残りな小津安二郎監督の死」(35‐37頁)
オスカー・シスゴール「九時から九時まで 『その夜の妻』原作小説」(38‐48頁)
宮川一夫「たった一度 小津安二郎監督と『浮草』」(50‐53頁)
斎藤武市インタヴュー(聞き手=田中眞澄)「小津組助監督修行」(54‐69頁)
小津安二郎「映画女優の場合」(70‐73頁)
黒沢清・青山真治 特別対談「なぜ小津安二郎なのか 小津マネはしたけれど」(74‐87頁)
澤登翠「小津作品の弁士をつとめて」(88‐89頁)
関正インタヴュー(聞き手=田中眞澄)「ジュロン抑留所の想い出 ガリ版新聞文化部長・小津安二郎」(90‐99頁)
「『お早よう』オープンセット写真」(100‐101頁)
小津安二郎「今後の日本映画 戦後第一声」(102‐105頁)
田中眞澄「浅原六朗、または一九三〇年という《場》」(106‐111頁)
吉田喜重・岡田茉莉子・前田英樹 鼎談「不思議な監督 小津安二郎の『映画とはドラマだ、アクシデントではない』という言葉をめぐって」(112‐130頁)
田中英司「『東京画』イミテーションの誘惑」(131‐133頁)
桜むつ子インタヴュー(聞き手=田中眞澄)「バーのマダムと飲み屋の女将」(136‐142頁)
川崎長太郎「淡雪」(143‐149頁)
川崎長太郎「恋敵小津安二郎」(150‐155頁)
小津安二郎原作・八木保太郎脚色「愉しき哉保吉君」(156‐187頁)
山内静夫インタヴュー(聞き手=諸富隆子)「小津組の小道具について」(190‐195頁)
広津和郎「父と娘 『晩春』原作小説」(196‐209頁)
武田麟太郎「雪もよい モデル小説」(210‐221頁)
ジョジアーヌ・ピノン(川竹英克訳)「オズの国への旅 小津安二郎、一九三〇年代の日記」(222‐229頁)
小津安二郎・八木保太郎・柳井隆雄「父ありき(第一稿)」(230‐254頁)
<増補>
小津安二郎「小津安二郎(全)俳句 二百二十三句」(255-262頁)
松岡ひでたか「小津安二郎と俳句」(263-267頁)
高峰秀子「三度、心が震える」(268-269頁)
平山周吉「昭和史の中で小津映画を観れば」(270-273頁)
蓮實重彦「”神話”を引きはがした『監督小津安二郎』」(274-275頁)
蓮實重彦「無声映画のスター・井上雪子さんを悼む」(276-277頁)
蓮實重彦(聞き手 伊藤洋司)「原節子と日本の名女優 追悼・原節子」(278-290頁)
「小津安二郎略年譜」(291頁)
「小津安二郎フィルモグラフィー(内容解説=関口良一)」(292‐299頁)