
『週刊女性』第七巻第五十一号通巻三三七号(1963年12月25日発行、主婦と生活社、178頁)
「庶民とともに 小津安二郎逝く 哀しみのなかに恩師をしのぶ”小津学校”の生徒たち」
ペーソスあふれる庶民の生活を描いての第一人者、小津安二郎監督”松竹”は12月12日、頸部悪性腫瘍で死去。慈愛の人、小津さん。そのやさしい顔が忘れられないという”小津学校卒業生”たちが偲んだ言葉 そこには小津さんが歩んだ四十年の映画生活からにじみでた人生訓があり、私たちの心に深い感銘を与えずにはおかないものがある。
貴恵ちゃんの祈りもむなし(156頁)リンゴとバナナとカキの話(157頁)「やさしさときびしさと‥」「ラーメンお茶漬の人生哲学」(158頁)