全国小津安二郎ネットワーク

小津監督を巡る文献・資料

『歌舞伎座ニュース』NO.36(1930年7月27日発行、歌舞伎座、4頁)

「1930年型怪談の最先端
 原作 石原清三郎
 脚色 野田高梧
 監督 小津安二郎
 撮影 茂原英雄
 ストーリー 夜である。断崖の絶頂に二つの人影が見える。健太郎と夢子とが、今生の別れと、センチメンタルの最先端に踊る。泣く。石川が山路のアパートを訪れると、石川宛の遺書!愕いて断崖へ駆けつけ、危うく山路の一命をとり止めた。愛人のみを死なせた事はかなり山路を悩ませた。が石川の言葉に夢子が生きていると知った山路はその夜草木も眠る丑満時、モダン幽霊に早がわり。夢子の部屋はエロと鬼氣と怨霊に落花狼藉!その結果は?」(2-3頁)

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