小津安二郎監督・帰還第一回作品 戸田家の兄妹 いのちといのちが火花する弾雨のもとに、転戦三年その中で小津安二郎は何を考えていたであろう! そして、今ここに戦塵と共に持ち帰ったものは何であろうか? 私達はそう思っただけでも気余の待望がやっと果されることに大きな喜びを感じないでは居られない。 名匠小津安二郎の問題作は遂に完成したのだ。
« 前の記事「『早稲田全線座』第101號(1942年4月1日、早稲田全線座)」
» 次の記事「『銀座映画劇場観覧券』「父ありき」茶版(1942年4月1日発行、銀座映画劇場)」
このページのトップへ
このホームページ内のテキスト・画像の無断使用はご遠慮下さい。