全国小津安二郎ネットワーク

小津監督を巡る文献・資料

『月刊映画と演藝』第七巻第十二号(1930年12月1日発行、東京朝日新聞社、大阪朝日新聞社、48頁)

松竹蒲田映画「お嬢さん」(13頁)
喜劇映画に一新生面の開拓を期している蒲田が、特にギャグマンを指定して製作に当たらせたと云う本格的な大物喜劇である。
栗島すみ子、岡田時彦、田中絹代、齋藤達雄、龍田静枝等の顔が一遍に見られるだけでも大したものだ。小津安二郎氏の監督作品。
足立忠「一九三〇年年度の日本映画界」(30頁)
「全部を並べることは出来ないが、作品的にも興行的にも特筆すべき成績をあげたものを漫然と順序もなく羅列すれば、前記の帝キネの「何が彼女」蒲田の「落第はしたけれど」、日活の「津唐人お吉」「素浪人忠弥」、蒲田の「己が罪作兵衛」東亜の「さつま唄」、帝キネの「浅草紅團」日活の「この太陽」、蒲田の「青春の血は踊る」、東亜の「無憂華」、日活の「興亡新選組」など。
カラー広告「お嬢さん」(裏表紙)

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