全国小津安二郎ネットワーク

小津監督を巡る文献・資料

『映画芸術』第18巻第5号273号(1970年5月1日発行、映画芸術社、122頁)

佐藤忠男「小津安二郎の芸術(第十五回)」(80-83頁)
※冒頭を一部引用する。
「昭和六年の「美人哀愁」は、小津安二郎の全作品中、おそらくはもっともセンチメンタルな作品である。フランスの小説家、アンリ・ド・レニエの「大理石の女」という小説を小津が自分で潤色し、池田忠雄が脚本にしたもので、アメリカの小説を脚色した「その夜の妻」と共通する。若き小津の西洋への憧れの所産とも云えよう。」

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