全国小津安二郎ネットワーク

小津監督を巡る文献・資料

『映画旬報』第三十三號(1941年12月1日発行、映画出版社、66頁)

表紙:「父ありき」(笠智衆、津田晴彦)
「「父ありき」はじまる」(11頁)
「父ありき」(24頁)
※この映画は、名匠小津安二郎が「戸田家の兄妹」の次に放つ帰還第二回作品である。この脚本は、小津監督が応召出征前より考想三年に及び、帰還後大船脚本部の精鋭池田忠雄・柳井隆雄と協力して新しく改稿したものだが、彼小津の執拗な現実凝視とその卓抜の演出技術は、その素材を見事に藝術化することと思われる。

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