全国小津安二郎ネットワーク

小津監督を巡る文献・資料

『新潮』第百十七巻第九号(2020年9月7日発行(8月7日発売)、新潮社、364頁)

平山周吉「小津安二郎 第二回 第二章 和田金と宣長と「東京物語」の松阪」(180-188頁)
※冒頭を引用する。
「一九〇一(明治三十四年) 昭和天皇
 一九〇二(明治三十五年) 小林秀雄
 一九〇三(明治三十六年) 小津安二郎
 一九〇四(明治三十七年) 笠智衆
 一九〇五(明治三十八年) 厚田雄春

 小津を中心軸に据えて、二十世紀初頭の日本に生を受けた人々を毎年一人ずつピックアップしてみたのが右の小年表である。笠智衆は小津の”分身”であり、小津映画を代表する役者である。厚田雄春は「キャメラ番」を自称した小津組スタッフである。二人ともヴィム・ヴェンダース監督の「東京画」に出演し、小津の名前が題名に入った著書も遺した。いつまでも小津神話の生ける語り手である。」(180頁)

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