2019.05.29
『新宿松竹館週報』(1937年2月4日発行、新宿松竹館、12頁)
「大船特作オールトーキー
脚本 ジェームズ槇・伏見晃
監督 小津安二郎
淑女は何を忘れたか?
これこそ1937年度のトピックのアラモードです。
往年の銀幕の女王栗島すみ子は暫く銀幕を遠ざかり兼て宿望の演劇に全国を行脚しておりましたが、再び懐かしのスクリーンに返り咲いて名匠小津と組み、新しい喜劇を製作して皆様を驚かせようとして居ります。これまた素晴らしい出来事ではありませんか。」(7頁)