全国小津安二郎ネットワーク

小津監督を巡る文献・資料

『平凡』昭和二十八年十一月号(1953年11月5日発行、凡人社、250頁)

表紙:高峰秀子
「東京物語 ロケ便り」(49―51頁)
※「原節子と香川京子のスナップ」(49頁)、「海に面したお座敷で笠智衆と囲碁をする香川京子」、「原節子と香川京子」他(50頁)、「原節子と香川京子を演技指導する小津監督」他(51頁)
「東京物語 瀬戸内海ロケ随行記」(209―211頁)
※一部抜粋する。「松竹の好意で今回は、特に雑誌社では「平凡」だけがロケに参加させて貰えるという願ってもない話。おまけに特別二等車で、旅費は松竹宣伝課が出してくれるといううまい話。一行は、案内役の大船宣伝課のサブちゃん、「平凡」のカメラマンはシゲちゃんに、かくいう記者のブンちゃんことぼくの三人づれ。「とにかくね、松竹名物年一本の大作だろ、こんどだけはシンチョウにねきをつけてくれよ、特にキミはオッショコチョイだから‥」「オヤジというのは、小津安二郎監督のニックネームだ。東宝の黒沢明監督が黒沢天皇と呼ばれておそれられていれば、松竹の小津監督は大船の神様ということになっている。」
スナップ「ロケ宿のベランダでボートのファンに応える笠智衆さんと香川さん」、「浄土寺の夜明けのシーンで原節子さんと小津安二郎監督」、「初秋の風がそよぐ納涼船上の原さんと香川さん」(210―211頁)

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