全国小津安二郎ネットワーク

小津監督を巡る文献・資料

『帝國館ニュース』No.57(1930年4月11日発行、浅草帝國館、16頁)

「落第の會話 登場人物 小津安二郎、伏見晃、齋藤達雄
小津「君落第したことがあるかい?」
伏見「ウウン」
小津「何て返事をするんだ、ハッキリしないじゃないか」
伏見「実は一度ばかり‥」
小津「一度ばかり?」
伏見「勿論一年につきさ」
小津「さうだろう‥でこんな物語があるんだ”落第はしてけれど”て題なんだがね落第必ざしも悲観すべからずと言った様なテーマなんだ」
伏見「落第礼讃かい?」
小津「さう言っちゃいかんよ」この時齋藤達雄登場、
斎藤「落第のコトならスベテ僕に任せて貰いたいなあ」
小津「任せるよ、大いに任せるよ、これは君でなきゃ出来ない役だよ」
斎藤「一寸待って呉れ、何だかホメられた様な気がしないぜ」
伏見「で卒業生の面々は誰だろう」
小津「さてと、一渡り見わたしても撮影所にや卒業顔は少ないなあハハ‥」(5頁)
「小津組 名作又名作と大活躍している同監督は、『落第をしたけれど』に次いで、『女性に栄光あれ』を製作する事に決定しました。同作は蒲田脚本部合作で、野田高梧が昨年度より克明に脚色を続け、過日脱稿致しました。カメラ茂原英雄。蒲田独特のオール・スター・キャストで近日撮影開始です。」(7頁)
「落第はしたけれど スタッフ、配役、梗概」(8-9頁)「女性に栄光あれ」(9頁)

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