全国小津安二郎ネットワーク

小津監督を巡る文献・資料

『帝國館ニュース』No.109(1931年4月17日発行、浅草帝國館、16頁)

「『美人哀愁』これは私の一の試みです。私の今迄の作品とは毛色の異なった、極めて浪漫的な作品です。それだけに希望もあり、懸念もあるのです。しかし近代人岡田時彦君、井上雪子嬢、よきカメラ茂原君の熱心さは私を希望的にさせずには置きません!とまれ私の一つの試みです。御期待を裏切らねば幸甚!小津安二郎」(4-5頁)
「『お嬢さん』『淑女と髯』と新鮮な作品を発表して旋風的好評を恣にした蒲田の鬼才小津監督が在来の心境物よりロマンティシズムへの転向を示す最も野心的なる作品。
美人哀愁 満都の映画ファンが随喜渇仰期待の名画……小津、岡田の名コンビネーションが物するロマンティシズムの香り高き名篇
モデル台に立つ純情の乙女に愛を求めんとする二人の男、一人はその肉体を得、一は僅かに大理石の彫刻を愛し得たが、女の死それは同時に二人の死であらねばならなかった心妖しき迄に戀愛を描写せるロマンティシズム映画……」(14頁)
「近日封切 美人哀愁 鬼才小津安二郎監督妙腕発揮快心の傑作」(15頁)

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