2021.03.18
『帝國館ニュース』No.108(1931年4月10日発行、浅草帝國館、16頁)
「近日封切 美人哀愁
小津安二郎監督 ロマンティシズムの香り高き名佳篇
『お嬢さん』『淑女と髯』の製作者、鬼才小津安二郎監督が在来の心境物よりロマンティシズムへの転向を示す最も野心的なる作品
モデル台に立つ純情の乙女に愛を求めんとする二人の男、一人はその肉体を得、一は僅かに大理石の彫刻を愛し得たが、女の死それは同時に二人の死であらねばならなかった心妖しき迄に戀愛を描写せるロマンティシズム映画…
脚色潤色 池田忠雄 撮影 茂原英雄」(4頁)
「