全国小津安二郎ネットワーク

小津監督を巡る文献・資料

『キネマ旬報』No.555(1935年10月11日発行、キネマ旬報社、126頁)

表紙:グレース・ムーア
岸松雄「各社試写室より 松竹蒲田映画 東京の宿(サウンド版八巻)」(56頁)
※冒頭を引用する。「『箱入娘』(本誌全號紹介欄の解説に「嫁入り前」とあるは大変な勘違い)に次いで、小津安二郎は飯田蝶子を主演に「東京よいとこ」を取り出したが、ものの百尺とは廻さぬうちに主演者が病気になってしまったために一時延期となり、代わりに出来上がったのがこんどの「東京の宿」である。脚本は例によって池田忠雄で、これが監督者が予備で召集されることのために荒田正男を一枚加えての合作になる。「東京の女」の原作者エルンスト・シュワルツでまんまと一杯食わされたのに味をしめてか、こんどの原作者は、ウインザアト・モネとある。ホッテントットの小説家ではない。without moneyをもじって作った架空の人物である。このストーリーもまた、小津安二郎を中心としての池田、新田のアイデアの持ち寄りとみてよろしい。」
「撮影所通信 松竹蒲田通信(10月3日調査)小津安二郎は次回作品準備中」(124頁)

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