全国小津安二郎ネットワーク

小津監督を巡る文献・資料

『さあ!!二年目も勝ち抜くぞ 大東亜戦争勃発一周年』(1942年12月8日発行、松竹)

戦う松竹映画 南へ!大陸へ!躍進するこの偉容!!
「ビルマ作戦 遥かなり父母の国 
名匠小津安二郎の情熱がこの一作に爆発する
 日本映画界が生んだ最高の作家小津安二郎。彼は志那事変に欣然応召し、戦野に於て塁を犯し砦に迫ったあの感動を、帰還して三年のこんにち「遥かなり父母の国」に爆発させるのである。新生ビルマ再建とビルマ作戦の激烈さを劇化し、至高雄大の構想、完璧無類の配役陣を得てここに壮観の大劇映画を完成せんとす。ロケ隊一行は勇躍現地ロケに向かい、早くも全映画界期待の的となっている。
※ここに掲載されている4本のうち、「遥かなり父母の国」以外の「開戦の前夜」(吉村公三郎監督):1943年1月14日、「愛機南へ飛ぶ」(佐々木康監督):1943年9月10日、「戦いの街」(原研吉監督):1943年2月11日は公開されている。

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