「一 小津映画の美意識」(11-45頁)
「二 季節ににじむ哀感」(46-58頁)
「三 描き出される人物像」(59-75頁)
「四 口ぐせの詩学」(76-96頁)
「五 時代の気品」(97-114頁)
「六 会話の芸」(115-131頁)
「七 表現の〈間〉」(132-143頁)
「八 たしなみの余白」(144-158頁)
「九 絶妙の無駄」(159-176頁)
「十 噛み合わず展開」(177-190頁)
「十一 コミカルな笑い」(191-211頁)
「十二 えすぷりとアイロニー」(212-233頁)
「十三 にじみだすユーモア」(234-256頁)
「十四 妙想と名文句」(257-275頁)
「十五 逸話の語る小津安二郎」(276-321頁)
「引用映画 主要配役一覧」(323-327頁)
「参照文献」(328-329頁)
「文庫版への「あとがき」」(331-333頁)
「『東京物語』から『彼岸花』まで~小津安二郎と笠智衆」(82-94頁)
「第一章」(6-45頁)
序に変えて
家族の描写に見る小津の社会学
シナリオは技術である
「第二章」(46-102
小津が映像で語ろうとしたもの
映像で紡ぐ父娘の情
小津=野田コンビの誕生
シナリオから小津の映像作法を読む
紀子に何かを隠し持たせる小津
空ショットに隠された意味
小津が描いた至福のイメージ
「第三章」(103-145頁)
もののあわれを描く
家族の肖像
自足を描く
「第四章」(146-154頁)
時代の照明
「第五章」(155-197頁)
狭隘の枠に描かれた点景
黄金比で構成された映像
抑制された映像
「第六章」(198-225頁)
余情が醸し出した魂の風景
フィルムに焼きつけられた映像の質感
「第七章」(226-241頁)
映像言語の設計図
「あとがき」(242-247頁)
「椅子のない日本のくらしを舞台に日常生活を描いた小津監督が綴る『映画の味・人生の味』他11編。」
3-1くらしの形見「ピケ帽」
3-2くらしの形見「赤鉛筆」
3-3くらしの形見「小津組の三脚」
3-4くらいの形見「ストップウォッチ」
3-5くらしの形見「小津家の表札」
3-6くらしの形見「通称『グルメ手帳』」
3-7くらしの形見「コースター」
3-8くらしの形見「ホーローのやかん」
「小津安二郎の言葉」(13‐44頁)
「丸之内点景 東京の盛り場を巡る」(45―51頁)
「車中も亦愉し」(53―59頁)
「僕は映画の豆監督」(63―68頁)
「小津安二郎芸談」(69―89頁)
「ライス・カレー」(91―95頁)
「僕は年をとったらしい」(99―103頁)
「ここが楢山」(105―108頁)
「泥中の蓮を描きたい 私のねらい」(111―115頁)
「性格と表情」(117―122頁)
「映画の文法」(127―137頁)
「映画の味・人生の味」(139―151頁)
「逆引き図像解説」(154―155頁)
「この人あの人」(156―157頁)
「「白シャツ」から立ち上がる”色気”と”静謐”」(40-45頁)
「小津安二郎から滲み出る白シャツの”静謐”」(44-45頁)
表紙:「『早春』ロケの際の小津安二郎監督」(撮影:森勝行)
「まえがき、あるいは映画という書物」(3頁)
「Ⅰ 死の影の下に」
「第一章 『父ありき』-死者の集合性、あるいは「無」へ」(14-47頁)
「第二章 『宗方姉妹』-ドン・キホーテの運命、あるいは激発する暴力」(48-83頁)
「第三章 『麦秋』-死者の眼、そして、麦穂の鎮魂」(84-122頁)
「第四章 『東京物語』-死の影の下に」(123-161頁)
「Ⅱ 小津安二郎と戦争」
「第五章 「負けてよかった」再考 小津安二郎の戦争・序説」(164-180頁)
「第六章 「負けてよかった」三考 小津安二郎「海ゆかば」と「軍艦マーチ」のあいだ」(181-204頁)
「第七章 小津安二郎が見つめた戦争」(205-226頁)
「あとがき そして、死者たちの召還」(227-231頁)
「人名索引」(232-246頁)
「初出・原題一覧」(247頁)
第20回「小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」記念
日程:2017年7月28日~30日
会場:無芸荘、蓼科高原会館
「はじめに」(7-13頁)
「第1部 小津安二郎の若き日々 14-143」
「第1章 少年」(15-42頁)
「第2章 青年」(43-75頁)
「第3章 東京」(76-100頁)
「第4章 父親」(101-122頁)
「第5章 関西人」(123-143頁)
「第2部 小津安二郎の戦争と戦後」(144-234頁)
「第6章 兵士」(145-178頁)
「第7章 シンガポール」(179-190頁)
「第8章 戦後」(191-202頁)
「第9章 志賀文学」(203-223頁)
「第10章 死者たち」(224-234頁)
「終章」(235-245頁)
「あとがき」(246-247頁)
「参考文献」(248-251頁)
小松弘「推薦の言葉」(252-255頁)
第20回小津安二郎記念蓼科高原映画祭 小津映画を奏でる
2017年8月27日、
斎藤民夫&サイトウ・メモリアルアンサンブル
会場:ダイキン・オードシエル蓼科
蓼科を愛した小津安二郎監督を記念した蓼科高原映画祭はお陰様で20回を迎えました。
今年はたっぷり9日間!!
第20回小津安二郎記念蓼科高原映画祭
2017年9月16日(土)~9月24日(日)
主催 小津安二郎記念蓼科高原映画祭実行委員会
蓼科を愛した小津安二郎監督を記念した蓼科高原映画祭はお陰様で20回を迎えました。
今年はたっぷり9日間!!
第20回小津安二郎記念蓼科高原映画祭
2017年9月16日(土)~9月24日(日)
主催 小津安二郎記念蓼科高原映画祭実行委員会
「小津安二郎監督 監督作品 小津安二郎と蓼科高原」(2頁)
「「小津安二郎記念蓼科高原映画祭」20年間の歩み」(11-13頁)
「仲間たち その四~小津安二郎~」(21頁)
※「和製喧嘩友達」、「お嬢さん」、「その夜の妻」の『キネマ旬報』一面広告、「懺悔の刃」の浅草電機館チラシが掲載されている。
小津安二郎映画を聞く
音語り「麦秋」朗読:中井貴恵、ピアノ:松本峰明 第一部ゲスト:山内静夫
会場:北鎌倉・円覚寺境内「方丈」
2017年10月20日(金)、21日(土)
第12回鎌倉芸術祭参加
聞き手:唐沢俊一・高倉一般
「松竹へ」(26-27頁)
「木下恵介監督」(27-29頁)
「松竹での仕事」(29-35頁)
「『駆逐艦雪風』」(35-36頁)
「竹脇無我」(36-38頁)
「渥美清・笠智衆」(39-40頁)
「小津安二郎監督」(40-44頁)
「佐田啓二」(45-47頁)
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