山内静夫、聞き手:石井妙子
「集中連載➀小津安二郎先生とわたし
山内静夫が語る大船撮影所の黄金時代」(117-130頁)
『早春』から『秋刀魚の味』まで最後の六作品を担当したプロデューサーだけが知る巨匠の素顔
白樺派の家に生まれて
青春時代と戦争
新東宝なら俳優だった
赤旗が見え、労働歌が聞こえた
最大の功労者・野田高梧
『晩春』と原節子
弁士&生演奏で楽しむ 活動写真『うまれてはみたけれど』
澤登翠(弁士)、カラード・モノトーン(演奏)
2008年1月11日(金)
北とぴあ つつじホール
主催:(財)北区文化振興財団
平成20年1月12日(土)~18日(金)
会場:江東区古石場文化センター
1月12日(土)14:00~『東京物語』☆上映前に映画評論家・佐藤忠男さんのゲスト・トーク
1月13日(日)14:00~『出来ごころ』弁士・澤登翠、音楽・カラード・モノトーン
1月14日(月)、1月18日(金)『宗方姉妹』
1月18日(金)18:30~『秋刀魚の味」☆上映前に、本作に出演した岡田茉莉子さんのゲスト・トーク
序文(3-5頁)
はじめに(10-11頁)
第一章 野田高梧さんとの出会い(12-23頁)
第二章 わが国の映画の歩みー明治、大正、昭和-(24-43頁)
第三章 小津安二郎のこと(44-55頁)
第四章 データ・ベースにみる野田・小津共同作品(56-69頁)
第五章 お二人の作品作り(70-86頁)
第六章 シナリオについて 第一部(87-111頁)
第七章 小津安二郎の人間模様(112-133頁)
第八章 小津安二郎監督を偲んで(134-163頁)
第九章 「蓼科日記」(164-228頁)
第十章 「愛染かつら」(229-266頁)
第十一章 シナリオについて 第二部(267-289頁)
あとがき(290-291頁)
引用・参考文献一覧(292-295頁)
山内静夫、聞き手:石井妙子
「集中連載➁小津安二郎先生とわたし
期待の新生・岸恵子が横浜港で涙した夜」(115-129頁)
新ミューズに創作意欲を刺激された小津。その脚本は独創的なプロセスで編み出されていた
松竹全盛期の監督たち
木下恵介の神業を目のあたりに
美空ひばりが駄々をこねる
ストーリーよりも人物
城戸社長の前で読まされる
小津の新しいミューズ
ハゲチャビンに攫(さら)われて
江東区古石場文化センター、小津安二郎紹介展示コーナー開設5周年特別イベント
築山秀夫・小津コレクション展~戦後の小津作品を中心に~」(第6回)展示目録
期間:2008年2月5日(火)~2月27日(水)
会場:江東区古石場文化センター1F 展示ロビー
主催:財団法人江東区地域振興会、江東区古石場文化センター
「長屋紳士録、風の中の牝鶏」(1頁)
「晩春、宗方姉妹」(2頁)
「麦秋、お茶漬の味」(3頁)
「東京物語、早春」(4頁)
「東京暮色、彼岸花」(5頁)
「お早よう、浮草」(6頁)
「秋日和、小早川家の秋」(7頁)
「秋刀魚の味、その他」(8頁)
「第一章 巨匠たちとの日々 小津安二郎」(43-50頁)
「憧れの原節子と共演」(43-45頁)
「尾道ロケで聞いた名匠の言葉」(45-48頁)
「年齢に合わせて見方が変わる」(48-50頁)
「平田オリザ、小津安二郎、里見弴」(198-201頁)
「国語辞典を引いて小津安二郎を読む」(311-320頁)
「里見弴と小津安二郎」(321-327頁)
グラビア「小津監督(撮影:早田雄二)」、「朗らかに歩め」、「淑女と髯」、「出来ごころ」、「淑女は何を忘れたか」、「戸田家の兄妹」での衣装選び、「麦秋」2葉、「東京物語」、「秋日和」、「秋刀魚の味」、「東京物語」監督使用台本、「小早川家の秋」絵コンテ
「一章 ファッション、インテリア」(7―66頁)
「二章 女たち、男たち」(67―167頁)
「三章 セリフ、しぐさ」(169―221頁)
「四章 今見られる小津映画、全三十七本」(223-260頁)
「あとがき」(261―263頁)
山内静夫、聞き手:石井妙子
「集中連載➂小津安二郎先生とわたし
美人女優の才能を次々と引き出した小津演出」(115-127頁)
ロケハンや看板の撮影には時間を惜しまない。徹底した巨匠の美意識に妥協はなかった
異色作、評価されず
溝口的女優と小津的女優
『彼岸花』の着想
山本富士子の起用”秘話”
『宗方姉妹』と田中絹代
主題歌で売る映画もある
看板の撮影に五時間
山内静夫、聞き手:石井妙子
「集中連載➃小津安二郎先生とわたし
巨匠たちの時代は去り、映画産業は衰退の道をたどる」(115-128頁)
テレビの普及を楽観する経営幹部たち。監督の芸術志向と職人たちのリストラで組織は弱体化した
小津リズムを守る
大船調とTVドラマは似ていた
「映画は所詮は興行なんだ」
監督と女優の結婚
あまり食べずに飲むばかり
普通の家庭生活への憧れ
国営の撮影所を作るべき
「巨匠・小津安二郎監督の足跡を辿る-北鎌倉を愛した「映画の神様」」(45-48頁)
※二〇〇四年四月三日、浄智寺書院で開催された生誕100年記念企画「小津安二郎と北鎌倉」(北鎌倉まちづくり協議会主催)を取材。記念企画の中身は、朝比奈宗泉・浄智寺閑栖(かんせい)、山内静夫・鎌倉ケーブルコミュニケーションズ会長(現鎌倉文学館館長)、兼松熈太郎・日本映画撮影監督協会理事長の三者鼎談で、朝比奈閑栖が山内、兼松両氏から生前の小津監督のエピソードを伺った。「映画の神様」の人間味溢れる話が聞けて、とても楽しい鼎談。当時の取材メモをもとにそのハイライト場面を紹介している。
映画を見ることの新たな発見と体験に満ちた-OZU
小津安二郎特集
2008年5月10日(土)~30日(金)
長野松竹相生座・長野ロキシー
シネマギャラリー 築山コレクション「戦後の小津作品を中心に」
5月10日(土)~30日(金)相生座ロビーにて
上映期間中、築山秀夫氏による貴重な収蔵品を相生座ロビーにて展示します。
「小津安二郎とその「憤る女性たち」」(93-103頁)
「「とんでもない」原節子―小津安二郎はいまもなお未来の作家であることをやめてはいけない」(104-109頁)
平成二十年度優秀映画鑑賞推進事業 小津安二郎監督名作選 麦秋/東京物語/彼岸花/東京物語 10月23日(木)~26日(日)
第11回小津安二郎記念蓼科高原映画祭
特集1:小津組の名優「佐田啓二」
特集2:小津安二郎・青春の”ヌーベルバーグ”
2008年10月31日(金)~11月2日(日)
第11回小津安二郎記念蓼科高原映画祭
2008年10月31日(金)~11月2日(日)
「小津安二郎監督、監督作品」(2頁)
中井貴恵「フィルムセンターの父」(3頁)
田中眞澄「小津安二郎・青春の”ヌーベルヴァーグ”」(4頁)
「来場予定のゲスト・監督のご紹介」(5頁)
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