アンリ・ド・レニエ「大理石の女 ビュルトオ夫人に」(183-222頁)
※『美人哀愁』(1931年)の原作
小津監督は、1923年8月1日に、松竹キネマ蒲田撮影所に入社している。山口猛編『カメラマンの映画史-碧川道夫の歩んだ道』社会思想社、1987年によれば、小津が一年志願兵(1924年12月1日~1925年11月30日)の時、休暇の際に、助手としてついていたキャメラマン碧川道夫のアパートに寄って、「話題は、映画の話は出ず、不思議にフランス文学などでした」という碧川の証言にあるように、このころ、小津は、フランス文学を愛好していたと思われる。、
このホームページ内のテキスト・画像の無断使用はご遠慮下さい。