今回は、雨宮会員が企画担当です。100号に向けて増ページし、6頁構成となりました。会員皆様に郵送したニュースレターも今回は前ページカラーといたしました。
映画監督 小津安二郎企画展~家族の絆・中条家の人々~開催
会期:平成29年6月27日(火)~7月2日(日)
会場:松阪市文化財センター 第3ギャラリー
主催:小津安二郎青春館・松阪市
問い合わせ:小津安二郎青春館 ☎0598―22-2660
料金:入場無料
資料展示 6月27日(火)~7月2日(日) 午前10時~午後4時
講演 7月1日(土)13:30~ 演題「お早よう」の撮影現場から(講師:兼松煕太郎、聞き手:宮本明子東京工業大学助教)
7月2日(日)13:30~ 演題「朝二合夜五合」(講師:渡辺千明、聞き手:宮本明子)
映画上映 7月1日(土)10:30~『お早よう』、7月2日(日)10:30~『鏡獅子』
2017年6月6日(火)発売の『メンズプレシャス』7月号増刊(小学館)において、小津監督の白シャツが紹介されました。
「白シャツ」から立ち上がる”色気”と”静謐”として、マルチェロ・マストロヤンニと小津安二郎監督の白シャツが紹介されました(40~45頁)。
記事は、林信朗(服飾評論家)。小津安二郎から滲み出る白シャツの”静謐”として、小津監督の白シャツについて書かれている。築山副会長が、小津監督のシャツについて、インタビューを受け、オーミヤシャツ店と小津監督の関係などについてお話した部分が記事となっています。また、44頁には、副会長がオーミヤシャツ店にお願いして、再生して頂いた小津監督の白シャツが掲載されています。ご覧頂きますと幸いです。
小津安二郎記念・蓼科高原映画祭は、今年で20回を迎えます。今年は、20回を記念して、9月16日(土)から24日(日)と9日間、開催されることと決定されました。
上映作品は、「東京物語」、「小早川家の秋」、「秋刀魚の味」が候補に挙がっており、それぞれの映画に出演された、香川京子さん、司葉子さん、岩下志麻さんをゲスト候補として挙げられている。
高校生を対象とするスタッフ養成講座も充実し、子どもを一時預かりも計画中である。
たいへん遅くなってしまいましたが、ニュースレターの以下の号をUPいたしました。
95号(2016年12月12日号)
96号(2017年2月25日号)
97号(2017年4月19日号)
尚、アクセスは会員のみとなっております。
第20回「小津安二郎記念・蓼科映画祭」のプレイベントとして、「蓼科・夏の小津会」が以下の日程で開催されます。
日程:2017年7月28日~30日
会場:無藝荘、蓼科高原会館
主催:「小津安二郎記念・蓼科映画祭」実行委員会
共催:茅野市、茅野市観光協会
7月28日(金)
9:45~オープニングセレモニー(無藝荘)
10:00~11:00 山内静夫さん・長井秀行さん対談「無藝荘火代(ひじろ)談義-小津安二郎・人と仕事」参加費500円(ソフトドリンク付)
13:00~14:00 兼松熈太郎さん・宮本明子さん対談「絵コンテと撮影現場-小津安二郎の場合」参加費500円(ソフトドリンク付)
16:00~17:00 川西成子さんのお話「父 笠智衆を語る-蓼科の思い出」参加費500円(ソフトドリンク付)
17:00~ 懇親会(於:無藝荘)参加費2,000円
18:30~映画上映会「彼岸花」(於:蓼科高原会館)開場、上映開始は19:00~参加費無料
7月29日(土)
9:30~10:30 スザンネ・シェアマンさん講演「四人の巨匠と女性」参加費500円(ソフトドリンク付)
11:00~12:00 杉原賢彦さん講演「パリの小津安二郎たち」参加費500円(ソフトドリンク付)
13:00~14:00 柏木隆雄さん斎藤民夫さん対談「斎藤高順の仕事-小津安二郎との幸福な出会い」参加費500円(ソフトドリンク付)
15:00~16:00 北川景貴さん講演「小津安二郎・美の系譜-北側靖記が残した世界」参加費500円(ソフトドリンク付)
7月30日(日)
9:30~ 小津が歩いた蓼科を散策 ガイド付きで歩く「小津の散歩道」(無藝荘集合)参加費無料
『突貫小僧』(パテベビー9.5ミリ完全版、2巻、19分)のほぼ完全なフィルムが、おもちゃ映画ミュージアム(京都市中京区)によって発見された。10月13~16日に「京都国際映画祭」(於:京都市)で公開される。1988年に神奈川県のフィルムコレクターが所有していることが発見され、紀伊國屋ホールで上映された。オリジナル版は、38分。現在、東京国立近代美術館フィルムセンターに所蔵されているのは、一部が欠落した14分版。今回、ミュージアムが寄贈品の整理中に見つけたのは、パテベビー版の2巻1組のフィルム(19分)で、フィルムセンター所蔵品では欠落していた冒頭の約5分間が残っていた。10月には澤登翠さんにより、蘇る。本日、「おはよう日本」(NHK総合)で「突貫小僧」冒頭部分が発見されたことの報道がなされた。小津亜紀子さんにご連絡いただきました。有難うございました。
京都新聞の関係記事はこちら。http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20160906000124
京都国際映画祭については、こちら。http://kiff.kyoto.jp/film/