全国小津安二郎ネットワーク

小津監督を巡る文献・資料

小津安二郎を巡る関連文献・資料

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2016年の関連文献・資料

2016
『キネマ旬報』No.1709通巻2523号「女優原節子」(2016年2月1日発行、キネマ旬報社、194頁)

中野翠「二人の生涯独身者 原節子と小津安二郎」(6-8頁)
「第一部:素顔の原節子」(24-33頁)
「第二部:時代と原節子」(34-52頁)

『ユリイカ』第48巻第3号通巻677号「特集 原節子と<昭和>の風景」(2016年2月1日発行、青土社、229頁)

岡田茉莉子・吉田喜重「対談 永遠の謎 最後の映画スター・原節子」(50-65頁)
中野翠「「戦後」にはまりこめない二人 『東京物語』から」(66-69頁)
四方田犬彦「国民女優としての原節子」(70-75頁)
片山杜秀「スメラの女」(76-82頁)
鈴木了二「美の重さ」(83-89頁)
長谷正人「人間 原節子 そのエロスの源泉」(90-99頁)
宮本明子「はじまりとしての『晩春』(100-108頁)
濱口竜介「『東京物語』の原節子」(109-121頁)
掘禎一「雨になやめる海棠 原節子・不在のイマージュ」(122-127頁)
安川有果「「女優」は変化する」(128-136頁)
瀬川裕司「『新しき土』、その時代と原節子」(137-147頁)
赤坂太輔「太源者であり媒介者 黒澤明映画の原節子について」(148-154頁)
久保豊「天女のくちづけ 『お嬢さん乾杯!』における原節子」(155-163頁)
紙屋牧子「民主主義の女神は自転車に乗って 原節子にみる「性」の開放と抑圧」(164-173頁)
大久保清朗「戦後とその分身 『めし』における成瀬己喜男と原節子」(174-185頁)
田村千穂「<永遠の処女>言説を超えて ギッシュ、ガルボ、原節子」(186-193頁)
河野真理江「「わたし、ずるいんです」女優原節子の幻想と肉体」(194-202頁)
北村匡平「スクリーンの<湿度>と原節子の眼差し 『わが青春に悔なし』から『熱風』へ」(203-213頁)
伊藤洋司「原節子主要出演作品解題」(214-224頁)

前田英樹『小津安二郎の喜び』(2016年2月10日発行、講談社選書メチエ617、315頁)

「第Ⅰ部 喜劇の静けさ 第1章 映画が滑稽であること 第2章 微笑の道徳 第3章 無力であること 第4章 流れ歩く人たち」(12‐70頁)
「第Ⅱ部 低く、水平に視ること 第5章 なぜローポジションなのか 第6章 サイレントからトーキーへ 第7章 映画と声 第8章<在るもの>としての深さ」(71‐132頁)
「第Ⅲ部 不易を観る方法 第9章 世相と不易 第10章 映画と変わらないもの 第11章 豆腐とガンモドキの間 第12章 東京に生きる」(133‐229頁)
「第Ⅳ部 色彩映画・至純の華やぎ 第13章 色彩喜劇の創造 第14章 豊潤の極みへ 第15章 死を養う色」(231‐284頁)
「終章 小津安二郎は何を撮り、何を語ったのか」(285‐295頁)
「文献一覧」(296‐297頁)
「あとがき」(299‐300頁)
「小津安二郎全作品一覧」(301‐315頁)

守屋浩司編『文春ムック スターの肖像』(2016年3月24日発行、文藝春秋、269頁)

「第三章 小津安二郎の言霊」(89-124頁)
「第四章 日本のおじいさん 笠智衆」(125-144頁)

石井妙子『原節子の真実』(2016年3月25日発行、新潮社、303頁)

帯より「小津との本当の関係、たったひとつの恋、空白の一年、そして引退の真相
伝説を生きた女優の真実を鮮やかに蘇らせた、決定版本格評伝」

辺見庸『増補版 1★9★3★7』(2016年3月30日発行、河出書房新社、403頁)

「21.『秋刀魚の味』」(185-188頁)

「22.皮膚の狂気」(188-190頁)

「23.抜き打ちに切りすてる」(190-192頁)

「24.小津の美学と精神の病性」(192-194頁)

竹林出『映画監督小津安二郎の軌跡 芸術家として、認識者として』(2016年5月20日発行、風濤社、451頁)

「はしがき」(1―3頁)
「Ⅰ 小津映画の主題と背景」(13―104頁)
「Ⅱ 小津映画各論」(105―430頁)
「あとがき」(432―437頁)
「脚註」(438―445頁)
「小津安二郎監督作品一覧」(446―449頁)
「参考文献」(450―451頁)

Franco Picollo、Hiromi Yagi 『Scritti sul cinema』(2016年5月26日発行、Donzelli 、246頁)

小津安二郎『映画について』
ダリオ・マージ「序文 そうかい、そうだよ、そうだったんだよ 謙譲の映画」
フランコ・ピッコロ、八木宏美「イントロダクション」
「Ⅰ 芸談議」(5‐66頁)
「Ⅱ 自作を語る」(67‐128頁)
「Ⅲ 一寸戦争に行って来ます」(129-174頁)
「Ⅳ 幅のある芸術」(175-216頁)
「フィルモグラフィー」(217‐230頁)
「引用文献リスト」(231―236頁)
「写真リスト」(237‐238頁)
「映画名索引」(239―242頁)
「人名索引」(243―246頁)

「伝説の女優 原節子 一周忌追悼企画」(2016年8月27日、神保町シアター)

伝説の女優 原節子 一周忌追悼企画
2016年8月27日(土)~9月30日(金) 於:神保町シアター
今秋、九月五日に一周忌を迎える女優・原節子。その気品ある姿は日本女性の鑑ともいわれ、戦前、戦後を通じ、数多くの名作に主演しましたが、1962年『忠臣蔵 花の巻・雪の巻』の出演を最後に映画界を去り、その後、五十年以上に渡り公の場に姿を現すことはありませんでした。今回は、まだ幼い表情を見せる戦前の貴重な作品から、戦後の新しい時代の女性を体現した代表作の数々まで、伝説の女優、原節子をスクリーンでたっぷりご覧いただきます。

「第19回小津安二郎記念蓼科高原映画祭」(2016年9月24日、小津安二郎記念蓼科高原映画祭実行委員会)

小津が描いた原節子の輝き
記念すべき原節子の小津出演作品、第一作「晩春」と「東京暮色」の二本を上映し、永遠の銀幕女優を偲びます。
2016年9月24日(土)、9月25日(日)

『築山秀夫・小津コレクション展 松竹蒲田時代の小津安二郎-80年前の資料で蘇る-』(2016年12月10日、江東区古石場文化センター)

築山秀夫・小津コレクション展「松竹蒲田時代の小津安二郎-80年前の資料で蘇る-」
2016年12月10日(土)~2017年2月5日(日)
会場:江東区古石場文化センター

土門拳『鬼の眼 土門拳の仕事』(2016年12月23日発行、光村推古書院、415頁)

「久我美子と小津安二郎 小津安二郎監督『彼岸花』撮影中の松竹大船撮影所」(304頁)

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