全国小津安二郎ネットワーク

小津監督を巡る文献・資料

小津安二郎を巡る関連文献・資料

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2002年の関連文献・資料

2002
鎌倉市芸術文化振興財団・鎌倉文学館編『鎌倉文学館収蔵コレクション』(2002年3月31日発行、鎌倉市芸術文化振興財団・鎌倉文学館、79頁)

「小津安二郎」(71頁)
※色紙「春の夜をふとおるごおる鳴りいだす」の写真あり

田中眞澄『小津安二郎のほうへ モダニズム映画史論』(2002年6月3日発行、みすず書房、333頁)

「Ⅰ 北村小松から小津安二郎へ 物語・蒲田モダニズム」(6‐69頁)
「Ⅱ 『言葉』の背景、兵士 小津安二郎、ライカという“近代” 小津安二郎と木村伊兵衛、小津が歩いたモダン東京、『サノバガン』谷譲次 “昭和モダン”の先行者、浅原六朗、または一九三〇年という《場》」(70‐124頁)
「Ⅲ もうひとつの『土』、空白を埋める新たな発見 内田吐夢『少年美談・清き心』」(126‐168頁)
「Ⅳ プロレタリア美術運動と黒澤明、映画劇『大地は微笑む』顛末記、大正残侠伝 “映画史”になる前の河合徳三郎、おはつ地蔵由来、とざいとーざい『折鶴お千』、あるプロレタリア作家の映画説明者経験 予告編、『夢声自伝』の「原東京」、第二の小津安二郎を探して」(169‐230頁)
「Ⅴ 時代劇映画史論のための予備的諸考察 戦前篇、山中貞雄という現象」(231‐268頁)
「Ⅵ 日本映画の源流を旅する 京都映画史紀行、伊藤大輔発アイルランド経由森鴎外行き、葉桜の下の劇場めぐり 近代文学博物館『東京劇場』展、酷暑の濹東、向島を日和下駄す 東京都現代美術館『水辺のモダン』展、映画というあやかしを生み出す空間、残響 厚田さんを偲んで」(269‐327頁)
「あとがき」(329‐331頁)
「初出一覧」(332‐333頁)

『東京物語(仮)』台本 準備稿(2002年7月6日、フジテレビ、141頁)

26時間テレビ スペシャル・ドラマ
東京物語(仮)準備稿 フジテレビ
※2002年7月6日はOAの日である。

『東京物語』台本(2002年7月6日、フジテレビジョン、137頁)

FNS27時間テレビ みんなのうた
2002年7月6日OA
野田高梧・小津安二郎 シナリオ『東京物語』より
協力 松竹株式会社
脚本 永田優子
プロデュース 喜多麗子
演出 宮本理江子

『キネマ旬報』No.2176(2002年8月15日発行、キネマ旬報社、200頁)

川本三郎「映画探偵になる休日 映画を歩く楽しみ 小津を訪ねて、伊勢」(129-133)

『Sight&Sound』volume 12 Issue 9(2002年9月発行、British Film Institute、88頁)

The Ten Greatest Films of All Time
Critics Top Ten Films
1.Citizen Kane
2.Vertigo
3.La Regle du jeu
4.The Godfather and The Godfather Part Ⅱ
5.Tokyo Story
6.2001:A Space Odyssey
7.Battleship Potemkin
7.Sunrise
9.81/2
10.Singin’in the Rain(P.24)

Lindsay Anderson「Tokyo Story」(p.41)

『ワンダーシネマ』第3巻第3号第11号・秋季号(2002年10月1日発行、B2エディトル、68頁)

表紙:小津安二郎(絵:和田誠)
「表紙ストーリー ぼくのアメリカの友人に、ニューヨークの名画座でプログラム・デイレクターをやっている男がいます。当然映画ファン。日本映画にも詳しい。ぼくは映画の中でキャメラが回るのが好きなので、その点オズは物足りない、と言うと、彼は「そんなことはない。オズのサイレント映画を見たか」とききます。「見てない」と答えると、数週間後、帰国した彼からヴィデオが届きました。映画は「生まれてはみたけれど」。アメリカ人に日本映画を教えられているのです。和田誠」
※本書は、第5回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭公式ガイドブックである。

「第5回小津安二郎記念蓼科高原映画祭」(2002年11月1日、小津安二郎記念蓼科高原映画祭実行委員会)

小津安二郎から21世紀の映画へ
第5回小津安二郎記念蓼科高原映画祭
2003年小津監督生誕100年に向けて、小津さんと野田さん、そして蓼科との絆‥
今年も心に滲みる国内外の作品をラインナップいたしました。
きっと、新しい感動を呼び起こします。
2002年11月1日(金)~3日(日)

小津安二郎生誕100年記念三重映画フェスティバル2003実行委員会編『巨匠たちの風景 みえシネマ事情 小津安二郎 衣笠貞之助 藤田敏八』(2002年12月12日発行、伊勢文化舎、210頁)

「小津安二郎の風景」(17-93頁)
筑紫哲也「小津安二郎」(19-20頁)
柳瀬才治「代用教員時代のオーヅ先生」(21-23頁)
三上真一郎「伊勢、松阪、飯高」(24頁)
司葉子「お茶目な一面も」(25頁)
淡島千景「江戸っ子だと思っていました」(26頁)
山田洋次監督インタビュー「小津安二郎監督を語る」(聞き手:吉村英夫)(27-31頁)
藤田明「小津安二郎・私見」(32-47頁)
吉村英夫「家屋をとらえる目 小津安二郎」(48-60頁)
尾西康充「小津安二郎の中学時代」(61-63頁)
野田和章「小説 安二郎の出発」(64-87頁)
田中佳一「生誕100周年に向けて」(88-90頁)
吉田悦之「松阪の「小津党」」(91-93頁)

松竹株式会社編『講談社+α文庫 小津安二郎新発見』(2002年12月20日発行、講談社、316頁)

「最新刊 貴重写真でつづる小津生誕100年!松竹が総力編集!!」と帯にあるが、巻末に「本作品は、1993年に小社から刊行された『小津安二郎 新発見』を再構成し、一部修正しました。」にあるように、文庫化したものである。
※文庫化したことにより、「宗方姉妹」(1993年版135頁)、「1957年:蓼科雲呼荘前にて。ゴルフスイング。」(同150頁)、「1947年春、弟信三とサイクリング」(同165頁)、「築地本願寺での葬儀」(同172頁)、の写真、及び加藤和彦「小津安二郎原作のダンディズム」(同210-211頁)とさだまさし「小津安二郎は、少し早すぎた神であった」(212-213頁)がカットされている。

澤登翠『活動弁士 世界を駆ける』(2002年12月26日発行、東京新聞出版局、269頁)

第2章 澤登翠の活弁名作シネマ館 
「生れてはみたけれど」(202-203頁)

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