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小津監督を巡る文献・資料

小津安二郎を巡る関連文献・資料

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1954年の関連文献・資料

1954
『映画情報』通巻第十九号第一号(1954年1月1日発行、国際情報社、頁表記なし)

表紙「香川京子」
「映画監督の一頁略傳(その四) 律気で硬派な下町育ち 潔癖なひと 小津安二郎」(最後から二頁目)

『伊那旭座週報』(1954年1月15日発行、伊那旭座)

日本映画の最高水準 
一年一作の名匠‥小津安二郎監督がまたも放つ珠玉の芸術篇!!
文部省特選に輝く 東京物語

この映画が如何に優れた名画であるか?
この名画に寄せられた数々の栄誉をみてもわかります。
一、芸術祭第一位入賞作品
一、キネマ旬報選出ベストテン入選!
一、NHK選出ベストテン入選
一、都民映画コンクール入選
一、全映画批評家・全文化人、各紙挙って激賞!
27日より2日まで百万人が感動する最高の名画鑑賞会 ★主催上農高校同窓会

『松竹映画目録 自昭和20年~至昭和29年』(1954年2月発行、松竹株式会社、64+16頁)

22年「淑女は何を忘れたか」(7頁)
22年「長屋紳士録」(8頁)
23年「風の中の牝雞」(14頁)
24年「晩春」(19頁)
26年「麥秋」(30頁)
27年「お茶漬の味」(37頁)
28年「東京物語」(46頁)

「第14回都民映画コンクール」(1954年2月5日、東京都教育委員会、東京新聞社)

第14回都民映画コンクール
1954年2月5日 日比谷公会堂
主催 東京都教育委員会、東京新聞社
後援 文部省、東京都、日本映画連合会、日本放送協会、東京都興行組合

第14回都民映画コンクール入賞作品の紹介
「にごりえ」スタッフ、キャスト、梗概
「東京物語」スタッフ、キャスト、梗概

『心』第7巻第4號(1954年4月1日発行、生成會発行、平凡社販売、87頁)

「座談会 風俗と流行」石川欣一、戸川エマ(文化学院)、小津安二郎、松下省二(三越常務取締役)、武原はん(舞踊家)、辰野隆(58―64頁)

『カメラ毎日』創刊号(1954年5月1日発行、毎日新聞社、193頁)

小津安二郎・石川欣一「カラーは天どん 白黒はお茶漬の味 カメラ対談」(148―152頁)
※田中眞澄編『小津安二郎 戦後語録集成 昭和21(1946)年ー昭和38(1963)年』(1989年5月1日発行、フィルムアート社、493頁)に収録されているが、小見出しや挿入写真のキャプションは、全てカットされている。小見出しは、以下の通りである。「ホリの深い外人の顔」、「撮影前に”修正”する」、「カメラの位置のこと」、「国産カラーフィルム」。挿入写真は、4枚、一枚は、小津監督と石川氏が向かい合ったカット、二枚は、小津監督がカメラ撮影しているカットで、そのうち一枚には「十年ぶりだが、ライカを持ちなれた手にキャノンのポーズも堂に入ったもの」のキャプションがある。もう一枚は、小津監督が煙草を持って会話しているカットで、ここには、「『月刊ライカ』の静物写真をほめられてテレくさそうな小津さん」というキャプションがある。

『映画評論』第十一巻第六号(1954年6月1日発行、映画出版社、146頁)

神田貞三「小津安二郎論」(78-79頁)

『主婦と生活12月号付録 姿態美をつくる美容仕立の新しい和裁読本』(1954年12月1日発行、主婦と生活社、246頁)

小津安二郎「着せてみたいきもの 結城らいさんとしわのない白足袋」(77頁)

冒頭を引用する。「日本の着物で、何と言っても好きなものは結城。若い娘さんから、四十がらみの奥さんまで、しゃっきりと着こなしている姿は、好みとしては、ずいぶん渋いものですが、好きですね。」

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