全国小津安二郎ネットワーク

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藤田明「小学生が見た「うまれてはみたけれど」-澤登翠さん、飯高へ-」
中瀬鉄夫「小津先生を偲んで」
<宮前小><香肌小>の児童たち
長井秀行「ジョン・フォードと小津安二郎」
内山尚義「小津安二郎論 スタイルの源泉」

共同通信社によって、「東京物語の写真多数発見」の記事が、昨夕配信されました。47NEWS(共同通信)や各地の地方紙サイトなどに掲載されました。
「東京物語の写真多数発見」の見出しで他にも随時アップされ、2020年1月15日(水)の朝刊以降の紙面に載せる新聞社もあるようです。
例えば、
https://this.kiji.is/589736308951467105?c=39546741839462401
https://www.shinmai.co.jp/news/world/article.php?date=20200114&id=2020011401002267
https://www.nishinippon.co.jp/item/o/575610/
https://www.ehime-np.co.jp/article/ky202001120231700010
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1057042.html
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020011401002267.html
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/383066?rct=n_culture
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/202001/0013032980.shtml

東京物語の写真多数発見 小津監督ふるさとで公開
2020年1月14日 17:40
 世界的評価が定着している小津安二郎監督の映画「東京物語」(1953年)の知られざる撮影風景を伝える写真が多数見つかり、小津のふるさと東京都江東区の古石場文化センターで公開されている。開催中の「スチル・フォトで甦る小津安二郎」展で31日まで。入場無料。
 市民団体「全国小津安二郎ネットワーク」副会長で長野県立大教授の築山秀夫さんが、「東京物語」のロケハン(ロケ地探し)から撮影本番まで約900枚のスナップ写真を貼付したスクラップブックを、大阪市の古書店から昨年入手。背景解説を加え展示した。
 宣伝用に雑誌や新聞へ提供した写真も含まれており、当時の製作サイドで記録保管していたアルバムのようだ。
 小津の代表作「東京物語」は、尾道(広島県)の老夫婦(笠智衆、東山千栄子)が東京に暮らす長男(山村聡)らを訪ねる旅を通して、戦後日本の家族像を描いた。
 スクラップ帳には、戦死した次男の嫁(原節子)が住むアパートや、長女(杉村春子)が営む美容室のセット、原と次女役の香川京子と小津のスリーショットなども収められている。尾道ロケでランドセルを背負った小学生に演技指導しながら微笑する小津の姿も。
 映画では熱海(静岡県)の海辺の堤防上を歩く老夫婦が、陸側からのアングルで撮られ、向こうの海へ落ちてしまわないかとはらはらするシーンがある。写真を見ると、実は堤防下に足場が組まれ、撮影現場の安全管理は万全だったようだ。
 築山さんは「名作『東京物語』の舞台裏をたどれる貴重な資料を見てほしい」と話している。(共同通信)

日時 2020年1月18日(土)
場所 早稲田大学小野記念講堂
料金 一般2000円、学生1000円 尚、『小津安二郎大全』持参の方は無料、当日会場で購入の方も無料

タイムスケジュール
14:00 開場
14:30-15:20 シンポジウム 石井妙子、舩橋淳、小沼純一、志村三代子 
15:30-16:00 「私のベレット」上映(脚本監修:小津安二郎、企画編集委員:中平康、山本嘉次郎、野村芳太郎、千葉泰樹、関川秀雄、五所平之助、滝沢英輔、小石栄一、牛原虚彦、松林宗恵、田中重雄 監督:大島渚)
16:10-16:40 トーク 望月智充
16:50-17:40 トーク 周防正行 利き手 宮本明子・松浦莞二
17:40-18:10 サイン会 望月智充・周防正行

野呂達矢「小津安二郎と松尾芭蕉」
藤田明「小津論を巡る(7)今村太平-映画論の構築-」
築山秀夫「第10回映画研究上映会-清水宏初期作品と三上真一郎さん追悼」
刀根博樹「小学生と見る活動写真 澤登翠「生れてはみたけれど」
築山秀夫「「スチル・フォトで甦る小津安二郎」展」
藤田明「せんぐりせんぐり帖」
小林秀樹「編集後記」
※会員様への発送は年末年始をはさみ、遅れております。

恒例の江東区古石場文化センターの小津安二郎紹介展示コーナー特別展が、今年も11月23日(土)から開催されています。
「スチル・フォトで甦る小津安二郎」展
会場 江東区古石場文化センター 江東区古石場文化2-13-2
電話 03-5620-0224
開催期間 2019年11月23日(土)~2020年1月31日(金)
開催時間 9:00~21:00
入場無料 
内容 新発見の『東京物語』スナップショット、戦前作品のスチル・フォト、小津監督愛用のお着物、小津監督愛用の矢筈二種、小津監督の直筆色紙・直筆短冊、『彼岸花』オリジナル・ポスター、『彼岸花』パンフレット、スピードポスター、プレスシート、半券他の宣伝材料、『麦秋』オリジナル半裁ポスター、『麦秋』社外ポスター、『宗方姉妹』社外ポスター、『小早川家の秋』オリジナル・ポスター、『秋刀魚の味』トリスタイアップポスター、小津監督愛用箪笥(清水宏監督とお揃い)、小津監督愛用のピケ帽、デュポンのライター等。、

本日、第13回江東シネマフェスティバルで、澤登翠さんによる『突貫小僧』、『大學は出たけれど』が上演されました。
明日は、12時20分から『東京日和』が上映されます。上映前に、竹中直人監督のトークがあります。15時30分からは、『彼岸花』が上映されます。

円覚寺にて墓参をした後、鉢ノ木で小津会が開催されました。山内静夫ご夫妻、小津亜紀子様、徳永英明様、長井秀行ご夫妻、兼松熈太郎様、中井貴恵様、菅野公子様、大谷信義会長他ご参集されました。大谷信義会長の「本日のメンバーが一人も欠けることなく、来年の小津会に参加するように」という言葉通り、来年度も56回目の小津会が開催されますことを確認し、散会となりました。

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